都立府中病院の院外処方せん発行に合わせて、1980年に府中市薬剤師会が府中調剤薬局を、2005年に近隣の崎山小児科・前田内科循環器科の処方を受け入れるため、同薬局と道路を挟んで斜め向かいにひよこ薬局を設立しました。
都立府中病院は多摩地区の基幹病院のため特殊な疾病や慢性疾患を抱 えた患者さまが多く、多種多様の薬剤の処方せんが発行されます。
開設当時から医薬分業を円滑に遂行すると同時に、地域の医薬分業を推進するために備蓄セン ターとしての役割も果たして来ました。現在もその役割を果たしており、1日に1回バイク便で薬の配送を行っています。
患者さまは高齢者の方、特殊な疾病 の方、小児科の方が多いため、多種多様の薬剤、薬の分包、散剤の分包、シロップの混和等時間を要することが多く、正確な調剤、丁寧な服薬指導、待ち時間の 短縮のため下記の点に力を入れています。
1.電子薬歴による迅速、継続的な服薬指導。 登録した引継ぎ事項が次回に確実に表示されるため、継続性のある服薬指導が可能。
2.患者さまの安全性を考慮した相互作用の迅速なチェック。 医薬品間の相互作用だけでなく、市販薬との相互作用検索も可能。
3.医療機器の充実により、迅速かつ安全な調剤。
a.散在の調剤過誤防止のため「バーコード読み取り散剤自動監査システム」
b.レセプトコンピューターと連動した「カラー薬袋自動印字システム」
c.患者さまのお名前と服用時を印字できる「自動印字装置付錠剤分包機」「自動印字装置付散剤分包機」
d.薬品の適正在庫のため「バーコード管理自動発注システム」